「苺の花ことば」は、「幸福な家庭」という意味を込めて名付けられた農園です。
私たちは、いちごを通じて皆様の日常に小さな幸せをお届けしたいと考えています。
当農園は新潟県上越市にて、越後姫・桃薫を中心にいちごの栽培をしています。
越後姫は新潟県内の消費が95%であり、県外にはほとんど出回らず「幻のいちご」とも言える品種です。
いちごの品質を最優先に考え、一株から一つの花芽だけを育てる「一つ芽管理」を採用しており、これにより収穫量は減るものの、一粒一粒に全力を注ぎ、濃厚で甘みのあるいちごを育てています。
また、いちごの定植後は化学農薬を使用せず、安心・安全な栽培を心掛けています。
小さなお子様にも安心して召し上がっていただけるいちご作りを目指し、日々努力を重ねています。
さらに、当農園では市場出荷を行わず、完熟した苺だけを直接お客様にお届けしています。
これにより、いちご本来の美味しさを存分に味わっていただけます。
「いちごといえばジャム!」
そう思う方も多いのではないでしょうか?
私自身も最初に「苺の花ことば」の加工品を作るなら、まずはジャムからと思い、挑戦しました。
ですが・・・これが想像以上に難しかったんです。
いちごの美味しさをそのまま閉じ込めたジャムが作りたい。
越後姫の風味をそのまま感じられるような、香り高く、口に入れた瞬間にふわっと広がる甘みと酸味のバランスの良いジャムを作りたい。
でも、実際に作ってみると・・・
✔ 甘すぎる
✔ いちごの風味が飛んでしまう
✔ 食感が納得できない
試作を繰り返しても、思い描いていたジャムにはなりませんでした。
何年も試行錯誤を重ねました。
試作しては改善し、また試作。
「もう無添加のジャムを作るのは無理なのか?」
そう思い始めた頃、ある一つの決断をしました。
「業者を変えて、もう一度チャレンジしよう。」
そうして新たにお願いしたのが、添加物を使用しないジャム作りにこだわる会社でした。
その会社は、保存料や着色料を一切入れず、素材の味をそのまま生かす技術を持っていました。
試作を繰り返し、ついに・・・
✔ いちごの香りがそのまま残っている
✔ いちご本来の味が引き立つすっきりとした甘さ
✔ 越後姫ならではのフルーティーさが楽しめる
そんな理想のジャムが完成しました。
「これなら、お客様に自信を持って届けられる!」
そう思えるジャムが、ようやくできたのです。
越後姫の美味しさをぎゅっと詰め込んだジャム。
パンに塗るのはもちろん、ヨーグルトに混ぜたり、お菓子作りにもピッタリ。
長い試行錯誤の末に誕生した、こだわりのジャム。
ぜひ一度味わってみてください。